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父と母とばあさんの話3
夢の中で冷奴が食べたいという父。
冷奴を用意したのに、それには手をつけず、
ゴロンと横になりました。
父に「じゃああたしも家に帰るから、お父さんも一緒に帰ろう」
って言ったら、きっと父は喜んで「帰る」
っていうんだろうなあ・・・と夢の中で思いました。
でもどうしても「一緒に帰る」と言えない私なのです。
目が覚めて父の写真に冷奴を供えながら
昔の事を思い出しました。
そういえば、実家に帰るたび、
父はいつもいつも私の足をなでたなあ。
お酒を飲んで酔っ払っては、
嬉しそうに私の足をなでるのです。
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